亡父が国鉄の事務屋だった割に決して「鉄」趣味ではなかった。撮り鉄の暴走ぶりを報道するニュースを見て、なぜあそこまで入れ込むんだろうか、などといぶかしく考えていたものである(他人から見れば撮り鳥だって似たようなのだろうけど)。しかるに、昨今…
HAEART GRAFFITIのフウガさんに教えて頂いた、古書をめぐる連作奇想小説。著者自身と思しき物書きが語り手なのでエッセイかノンフィクションかと思ってしまうが、古書業界や書痴たちの奇抜さを描くエログロナンセンス的なサスペンスである。せどりとは、古書…
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