本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

レッサーパンダ@野毛山動物園

檻がなく、素通しで見られたのはこのレッサーパンダとキリンくらい(見なかったが、多分、象も同じだろう)。可愛い外見だが、結構獰猛そうにも見えるし、常に落ちつきなく動き回っていた。ジャイアントパンダが発見されるまで、レッサーパンダはただ「パン…

ケッキョケケキョキョ

この数日、家に居ながらにしてホトトギスの声が聞ける。「うぐいすを自由自在に聞く里は 酒屋へ三里 豆腐屋へ二里(表記は正確ではありません)」なんて狂歌があるが、同じくらいに鄙びているんだ(笑)。

土を喰う日々/水上勉

禅僧修行をしたことのある著者が、道元の「典座教訓」などを引用しながら精進料理の実践と軽井沢での自家菜園暮らしを綴った食味随筆である(グルメエッセイなどという軽薄な呼び方は本書にはそぐわない(笑))。典座(てんぞ)とは寺の賄い方であり、禅宗…

シロトキ@野毛山動物園

シロトキにはついては一切知識がなく、印象も持ちにくいのでウィキペディア貼っておきます(笑)。wikipedia:シロトキ

ヤマドリ採餌中@野毛山動物園

食事に夢中で顔を上げてくれなかったのが残念(笑)。 ヤマドリは日本在来の野鳥だが、百人一首に出てくる「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む/柿本人麻呂」の印象しかなく、まるで現在の日本には生息していないようなイメージを…

ハヤブサ@野毛山動物園

ハヤブサは飛んでいるところも見たことがなく、これが初対面。図鑑で見ているので顔は知っていたが、直に見られるのは嬉しい。猛々しさと剽軽さが同居していて可愛いなぁ・・・。 見返りハヤブサ(網の間に顔が来るように狙ってみた) ハヤブサはチョウゲン…

芸能人野鳥愛好家の言いぐさ

NHKのローカル情報番組で奥日光野鳥の旅を放送していた。動物鳴き真似の江戸家猫八は野鳥に造詣が深いと漏れ聞いていたが、野鳥を呼び寄せるために鳴き真似をしてみせることに違和感を持った。メスを呼ぶためや縄張り宣言のためのさえずりなのだから、他者の…

ノスリ@野毛山動物園

飛翔するノスリは冬場に何度か見ているし、写真に撮ったこともあるが、野生のタカ類に近寄れた好機はトビくらいしかない。近寄ってみると意外と可愛い顔をしているノスリであった(笑)。

香港の甘い豆腐

小学館文庫新刊にて再掲。ダラダラした女子高生・彩美を主人公にした、青春小説と言うよりはヤングアダルトノベルだろうか。シングルマザーの母親(及び祖父母)に育てられ、父親がいないことを何かと言い訳にしている彩美は、いつものように母に口答えした…

カナダガン@野毛山動物園

カナダガンは日本で野生化している外来種で、在来ガンカモ類との交雑が心配されているという話は知っていた。園内で半放し飼いの本種もカナダガンと表示されていて、捕獲されたものを飼育しているらしかった。検索してみたところ、亜種シジュウカラガンとか…

コンドル@野毛山動物園

「満員電車に乗っている鳥は?」「コンドル!」なんてなぞなぞがあったのを思い出す。コンドルというと何となく獰猛なイメージがあるが、wikipedia:コンドルによると「これらの大型の2種と何種かの中型種を含む新大陸におけるコンドル科の鳥は、遺伝子解析に…

クジャク二種@野毛山動物園

インドクジャクとシロクジャクも園内放し飼いで、インドクジャクは屋根の上、シロクジャクは植え込みの中にいた。けばけばしい羽しか印象にないインドクジャクだったが、こうして見ると結構凛々しい顔をしている(これはシロクジャクも同様)。単に装いだけ…

アカツクシガモ(赤筑紫鴨)@野毛山動物園

園内を平和そうに歩いていたが、鳴き声はちょっと悲しげ。あれぇ?

銀漢の賦/葉室麟

少年時代は親友、後に袂を分かった二人の老武士の硬骨の生き方を描く時代小説。月ヶ瀬藩日下部源五、岡本小弥太(後に松浦将監)は、十代の頃の道場仲間であり、親友でもあったが、五十を過ぎた現在は、片や郷廻り役人、片や家老と身分が分かれ、一揆の処理…

オシドリ@野毛山動物園

先日、関内に出かける用事があり、ついでに野毛山動物園に寄ってみた。鳥好きとしては、まだ見ぬオシドリが展示されているし一度へ行ってみたいと思っていたのである。野毛山動物園はおそらく小学校以来で(市内の子供はみんな行くのだ(笑))、四十年ぶり…