本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

トビ 大磯にて

何の変哲もないトビだが、鳴きながら空を漂っているところは何か正しい日本の風景という感じがする。このトビは街灯に停まってピーヒョロローと鳴いているところ。

ミサゴ(多分) 大磯にて

ミサゴは海辺に住む白いタカ。もっぱら魚を補食している。海上をホバリングして、魚を見つけると急降下してひっととらえるそうだ。ミサゴ(多分)を確認したのは初めてなのでとてもうれしい。最初はどうせトビだろうなと思っていたのだが、魚を掴んでいるの…

キョウジョシギ 大磯にて

アオバトを観察している砂礫の浜に小さな可愛いシギが人をこわがる風でもなくチョコチョコと歩いていた。シギチ類(シギとチドリを総称して言う)にはあまりご縁がなく、喜んで観察&撮影。シギは非常に種類が多く、初心者にはさっぱり分からないが、探鳥会…

アオバト 大磯照ヶ崎にて

昨日、大磯の照ヶ崎へアオバトを見に出かけた。照ヶ崎は海岸からすぐの岩礁で、五月から十月上旬くらいまで、丹沢に住むアオバトの群れが海水を飲みにやってくるので有名だ。アオバトはその名の通り鳩の仲間だが、美しい緑色の羽を持っている。名前は、体色…

八十日間世界一周/ジュール・ヴェルヌ 

有名な古典作品で、映画化もされている。関係ないが映画の主題曲は旅情をかき立てるなぁ。交通が発達して離れた大陸との移動時間が短くなり始めた十九世紀末、イギリス紳士のフィリアス・フォッグは八十日間で地球一週が出来るかという無謀な賭けをする。機…

タカの渡り

デジスコとバードウォッチングの専門店ホビーズワールドのスタッフさんが撮影した白樺峠での鷹の渡り。 タカ類にはサシバのように渡りをするものもあり、今頃の時期、集団で旋回しながら上昇していくのを鷹柱という。月に一度の探鳥会に参加している横浜自然…

中秋の名月

12倍ズーム+1.7倍テレコン

タイワンリス

NHK「ダーウィンが来た!」でタイワンリスを採り上げていた。 http://www.nhk.or.jp/darwin/broadcasting/review.html地元台湾の森で暮らすタイワンリスは可愛らしく、様々な鳴き声を駆使し、仲間と協力しながら猿や猛禽類やヘビなどの外敵から身を守ってい…

双体道祖神?

舞岡にて。 陽光が強すぎて陰影部が飛んでしまったのが残念。双体道祖神というのだろうか。

斑入りサンセベリア&墨烏帽子

スーパーの店頭で常時激安販売を続けている園芸店で購入した斑入りサンセベリア(210円)。サンセベリアは8〜9年くらい前に突如的にブームになったことがある。情報番組で「悪い電磁波を吸収する」とかやらかしたせいらしい。しかし、あのサンセベは真…

狸の夫婦/南伸坊

笑う茶碗に続いて、風流酔狂な夫婦シンちゃんとツマ文子の日常を描いたエッセイ集。どうでもいいことを軽い文章で綴るこの手のエッセイは過去に多数書き手があり、どれを読んでも誰かの亜流になってしまいそうなのだが、本書がじんわりほんのりと楽しいのは…

鳥のくらし発見隊

横浜自然観察の森友の会(ボランティア組織)の探鳥会「鳥のくらし発見隊」に参加。「9月は二年連続で九種類しか見ておらず、連続記録更新なるか?」という事前のリーダーさんのご説明が笑わせてくれた。サンコウチョウが出ていると言うことでものすごく期待…

芙蓉(フヨウ)

アオイ科フヨウ属植物偏愛者としては、ムクゲ、ハイビスカスなどの他に本家フヨウも大好きな植物だが、とてもかさばるため庭植えする気にはなれず、もっぱらよその植栽を眺めることで満足している。八重咲きで豪華な酔芙蓉も良いが、いわゆる芙蓉の清楚さも…

まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん

言わずと知れたベストセラー兼直木賞受賞作。直木賞受賞で話題になった当時、何となく「地方都市の便利屋が遭遇するトラブルを面白おかしく描いた人情話」という印象を受けた。それもある点では間違っていないが、登場人物たちが大きな闇を抱えていて苦悶す…

それはツミ

ツミは小型のタカ類。鳩ほどの大きさらしい。この写真は公園の管理施設に展示されていた剥製で、生きているところは見たことがない。ぜひ見たいものだとは思うが、トビ以外の猛禽類を間近で眺めるのは初心者には難しく、剥製でもまぁありがたいかもしれない…

引地川にて

妙にキリリとして見えるアオサギくん(笑)。