年に一度、東京お茶の水の大学病院整形外科にて持病の経過観察を受けており、その際に周囲を観光してみるのが習慣になっている。不忍池は昨年３月に初めて行ってみたものだが、水辺の野鳥の数の多さと、人を恐れず近くを闊歩することに狂喜した（笑）。野鳥…

狭い川の対岸の手すりに停まっていた。アオサギの顔と正対するのは初めてだったが、いつもの目付きの悪さと異なり、妙に人の良さげな顔に見えた。ちょっと嫌みだけど実直な役場の窓口担当の風情（笑）。

著者が俳句に秀でていることは知っていたが、ほとんど目にする機会はなかった。しかし、数年前に剽窃（と言うより類句類想のレベルであろう）騒ぎを起こした末の弁明が収録されているようなので興味が湧いた。人間の業や闇を描くのが著者の小説の作風であり…